銀座の本格江戸前を NYの五番街から発信 Sushi Ginza Onodera

高級寿司店「鮨 銀座おのでら」が、「本物の味、おもてなしを銀座から届けたい」という理念を引っ提げて、まさにマンハッタンの<銀座>ともいうべき五番街に上陸した。
ここ数年、鮨以外の日本食専門店が増加していたニューヨークで、本格派の江戸前鮨店がオープンしたということで話題となっている。「すべて天然の日本直送の魚を使用した江戸前寿司です」と寿司料理長の齋藤正樹氏。
昨年の秋まで香港店で鮨シェフを務め、この度のニューヨーク店のオープンにあたり、料理長として抜擢された。

おまかせは300ドル〜と、鮨店の中でも高級の部類に入る。「最高級な食材を使っていれば、美味しいのは当たり前なんです。そこにどれだけの愛情を持って手間をかけるかです」。江戸前鮨の基本に徹して、切ってそのまま出すということはせず、なかには一週間かけて寝かせたりなど仕込みに手間ひまをかける。そうすることで脂の質や身の旨味を引き出してクォリティを高める。
さらに「私たちは、食事というわずかな時間を楽しませることができるエンターテイナーでなければいけないんです」。

お客さんひとりひとりを見ながら「おまかせ」で出す鮨のネタをその場で決める。飲酒をするかしないかによって、前菜と鮨の量の比重を変えたり、連れてくる人によって、会話の内容や接客のバランスを変える。こうして、色々な角度からお客さん像を見たうえで、きめ細かい対応ができ、接客の付加価値を付ける。世界各地から来た様々な人種の客を相手に場数を踏んできた、齋藤氏の誇れる技術でもある。


ここニューヨークでしか出さないメニューはやるつもりはないという。ローカル色を持つよりも、「まだ大勢いる鮨を知らない人たちに『本物』を伝えたい」と語る。
LA店ジェネラル・マネージャーの高木氏は「『お店の外を出たらニューヨーク。お店の中に入ったら日本』という、味はもちろんのこと、本物のおもてなしを銀座から届けたい」という海外事業が掲げるコンセプトを語った。
当店を経営する株式会社LEOCは、銀座に3店舗、そしてわずか3年でハワイ(2店舗)、香港**、パリ(2店舗)、ロンドン、上海とニューヨークを含む8店舗の海外展開を果たした。
「当社は2013年に30年を迎えました。さらにこの先の30年を見据えた時、海外事業を展開していくという大きな企業理念があります。ようやく第一歩を踏み出したところです」と高木氏。9月には海外9店舗目のロサンゼルス店も開店し、その勢いは止まらない。
銀座の雰囲気をそのまま五番街で体感できるという贅沢感を楽しめて、なおかつ日本の本物の味とおもてなしで一気に五感が蘇らせてくれる。イベントや会合にぜひ利用したい「特別な」お店になりそうだ。

 

 

 

**香港店は現在休業中です。

 

 

 

鮨 銀座おのでら
Sushi Ginza Onodera

461 5th Ave, New York, NY 10017
Tel: (212) 390-0925
https://onodera-group.com

 

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