NYで味わう本格江戸前鮨
「総合芸術として鮨を楽しんでもらいたい」

SUSHI NOZ

NEW YORK, NY

ニューヨーク州マンハッタンのアッパーイーストサイドに、本格江戸前鮨「SUSHI NOZ」がオープンした。メニューは300ドルのコースのみ。午後6時からと9時からの2回入れ替え制で、全員がカウンター越しにオーナーシェフ阿部望さんの職人技を眺め、会話を楽しみながら食事をするスタイルだ。 メニューは毎日少しずつ変わるが、季節に合わせてその時美味しいものを提供していく───蛍烏賊、金目鯛のたたき、水蛸のさくら煮、蒸し鮑の肝飯、赤座エビのユリ根ピューレ添えをおつまみに、墨烏賊、白海老、桜鱒、赤身、中とろ、牡蠣、雲丹、のどぐろなど、ほとんどが築地から空輸で直送された最高品質の食材だ。こうした食材を、江戸前本来の伝統技法や知恵、経験を活かして最高の状態で食べてもらうことに心を砕く。魚が乾き過ぎることなく一番優しい状態で保てるという理由から氷室も備える。 特筆すべきは、魚の熟成技術(エイジング・フィッシュ)だ。最高品質の魚を丁寧に管理して寝かせ、旨みを最大限に引き出す。手間も時間もかかり、何よりも熟成のピークである食べ頃を見極める目が必要となるが、「魚の種類によっても違いますが、12日〜2週間ほど寝かせると、そこに残るのは本当の旨みだけです」と阿部さんはその必要性を説く。 北海道伊達市出身の阿部さんは、水産加工工場を営む祖父のそばで魚介類を身近に感じながら育った。17歳で料理の道に入り、北海道、東京の寿司屋で修行を積み、ニューヨークに渡ってからはアメリカ人の好む寿司についての知識も身につけた。 「カウンター越しに常に見られているので緊張はしますが、お料理だけでなく、この空間を一つの体験『総合芸術』として楽しんで頂きたいという想いがありますね」と阿部さんは笑顔を見せる。 阿部さんのステージは、店の扉をくぐった瞬間に始まる。香る檜を感じながら、窯元で買い付けた食器や壺がセンス良く置かれた数寄屋造りの空間に通される。そこには風格のある5メートルサイズの檜の付け台、そして神代欅を使用した鴨居が鎮座し、阿部望さんのショーが幕を開ける。   SUSHI NOZ 住所: 181 E 78TH STREET NEW YORK, NY 10075 (BET. 3RD & LEX AVE.) 電話:917-338-1792 営業時間:ディナーのみ 月曜日~土曜日 6:00PM/ 9:00PM(2交代制) 定休日:日曜日 電話:917-338-1792 www.sushinoz.com <電話かウェブサイトより予約>

新感覚の“日系”料理
を提供する

SEN SAKANA
NIKKEI KITCHEN

NEW YORK, NY

今年7月、ミッドタウンにジャパニーズ・ペルービアンレストラン、SEN SAKANAがオープンした。ペルー料理と和食の異色とも言えるフュージョンで、ペルーにルーツを持つシェフと、日本人シェフによって考え抜かれたメニューは日本人の舌にも“きちんと”美味しい。日系人の多く住むペルー料理にニューヨークの感覚が加わった、新感覚の和食を提供している。 これまで30年以上に渡り、ニューヨークでレストランを経営してきたオーナーのアラン氏のレストランビジネスは二本柱だ。会食やバンケットにも対応できるレストラン運営とフード・ケータリングである。「ここのオープンが決まってから実際にオープンできるまで、3年かかりました」とアラン氏。違う三つの物件を繋ぎ合わせた店内でレストランを経営する為のライセンス取得に時間が掛かってしまったのだ。「しかし、この場所は私のビジネスモデルにぴったりだったのです」。地下のキッチンから地上階まで直通エレベーターがあるこの物件が、アラン氏のレストランビジネスのもう一つの柱、フード・ケータリング・ビジネスに合致した。 料理は勿論、店内の砂壁や、格子の引戸、奥に行くほど高まるプライベート感など日本的なインテリア。そして日本国外向けに作られたメイドインジャパンの日本酒を始め、サントリーの米ウォッカ“Ao”をバーに取揃えるなど、レストランのコンセプトとクオリティに徹底的なこだわりが見える。「説明するよりも、食べてみて下さい」と自信を持って提供されるアンデスヤマ・ロールはペルーの民族衣装を思わせる鮮やかな色彩ながら繊細な味が、日本人の私達にも美味しく、新しい。年末の忘年会や、日本からの来客をもてなすレストランとしてチェックしておきたいお店だ。 オーナー Allan Wartski氏 SEN SAKANA -NIKKEI KITCHEN 住所: 28 WEST 44 ST NEW YORK, NY 10036 電話:212-221-9560 営業時間: 月曜日~金曜日 11:30AM ~ 11:00PM 土曜日 5:00PM ~ 11:00PM 日曜日 4:00PM ~ 10:00PM 定休日:なし https://sensakana.com/

NYのどこよりも新鮮な魚が自慢

WOKUNI

NEW YORK, NY

昨年10月にニューヨークにオープンしたばかりのWOKUNI (うおくに)。「とらふぐ亭」を初め、和食シーフードレストランを日本東京圏内に約50店舗運営する東京一番フーズの米国初出店のお店だ。九州北西海岸に自社養殖場(とらふぐ、クロマグロ等)を運営し、漁場から市場を通さずレストランに直送することで新鮮なまま食材を提供することを強みとし、また独自の流通ルートを通じて築地や九州各地から地魚が毎週ニューヨークへと届けられる。 「近隣に住まわれているローカルのお客様が多いですね」と吉澤さん。新鮮な魚料理を求め、すでに地元民に愛されるお店になりつつある。人気メニューはやはり「寿司の盛り合わせ」。お寿司に合う日本酒も数多く取り揃える中、人気ツートップは「獺祭」と「男山」。 「日本で展開している和食シーフードレストランのメニューをそのまま持ってきているので、日本の味を堪能できます。海をイメージした店内は、接待やデートなど色んなシーンで使える雰囲気になっているので、ぜひ美味しい魚を食べに来てください!」。 これまで、水産物の「自社養殖」から「加工」、「流通・販売」まで一貫して行う6次産業化のビジネスモデルを持つ外食企業のアメリカ進出は過去に例がなかった。今後、魚のホールセールを拡大していくための旗艦店という位置づけのWOKUNIレストラン。先ずは魚の小売りを店頭で行うことから始め、魚の流通の活性化を図っていく。 「当社では20年以上国産高級とらふぐに特化したビジネスを行ってきたので、いずれはフグもアメリカで売り込んでいきたい。流通を短縮しているので、極限まで鮮度を保てることと、他のルートより安い価格で提供できることがWOKUNIの売りになると思います。他にもたくさんのレストランが続々と日本から出店していますが、それぞれのお店に特長があるので、シーン別で使い分けてもらえたら嬉しいです。一緒に日本食を盛り上げていきたいですね」。平日のランチサービスも始めたWOKUNI。海鮮丼や鰻丼など、新鮮な海鮮定食が18ドルで楽しめる。 ジェネラル・マネージャー 吉澤 邦明氏 WOKUNI 住所: 327 LEXINGTON AVENUE, NEW YORK, NY 10016 電話:212-447-1212 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM ~ 2:45PM DINNER 月曜日~土曜日 5:00PM ~ 10:30PM 定休日:なし http://wokuninyc.com/

旬の食材を生かした
日本の伝統的な料理を楽しむ

SHINBASHI RESTAURANT

NEW YORK, NY

1970年に開業し、3世代続くニューヨークの老舗レストラン。天ぷら、刺身、麺類など日本の伝統的な料理からロブスター天ぷら巻、寿司ピザ、など の創作料理まで豊富なメニューが揃っている。季節の酒や各種焼酎、クラフトビールなどドリンクメニューも充実している。季節ごとに特別メニューが用意され、旬の食材を生かした料理が楽しめる。約80席のメインフロアーと寿司カウンターの他に地下には50人収容可能な完全個室のバーラウンジがあり、貸し切りの場合、200名まで食事が可能。友人、家族の食事から同窓会、会議等、様々な目的で利用できる。 SHINBASHI RESTAURANT 住所: 7 E 48TH STREET NEW YORK, NY 10017 電話:212-813-1009 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM ~ 2:30PM DINNER 月曜日~金曜日 5:30PM ~ 10:00PM 土曜日 5:00PM ~ 9:30PM 定休日:日曜日 http://shinbashinyc.com

NYステーキの王様
エンパイアステーキハウスは
こうして生まれた!

EMPIRE STEAK HOUSE

NEW YORK, NY

マンハッタンに2店舗、10月には六本木に初の海外出店として日本人からも注目度の高い、エンパイアステーキハウス。六本木店オープンに伴う東京滞在から帰国したばかりのNY店オーナー、ジャック・シナナジ氏にお話を伺った。 「日本の人たちは一口ずつ吟味して食べてくれ、それはニューヨーカーとの違いで嬉しいですね。年配者を思いやる日本の文化は、母国を思い出します」。と、日本の印象を話すジャックさん。旧ユーゴスラビア、モンテネグロからニューヨークに渡ってすぐレストランの世界に飛び込んだ。「共産主義国の母国では農家で育ち、食べ物や着る物には困らなかったけれど、贅沢はできなかったです」。ジャックさんがニューヨークに渡ったのは19歳の時だった。渡米資金の借金返済と、毎日の生活費の為に皿洗いとして働いていたが、ある日バーテンダーの欠員をジャックさんが補填する事になった。「右も左も分からなかったけれど、今まで一週間で稼いでいたお金を一夜で稼げるポジョン。稼いだお金は全部女の子につぎ込んじゃったよ!」と冗談混じりにレストランビジネスに入ったきっかけと、魅力を語る。 「レストランで大切なのは料理や調理法もだけれど、私はサービスやホスピタリティだと思います。そして謙虚であること」。様々な人が訪れ、様々な要求をされる。「ラストオーダー後に来店して、どうしても食事がしたいという要望に応える時もあれば、バンケットで寿司を食べたいと言われ、それに応えたこともある。自分は一歩下がってお客さんを立てる。お客さんに喜んでもらうことが全てです」。時にはジャックさん自らお客様の車を駐車しに行くことも。「高級車のテストドライブだと思えば楽しいよね!」と何でも楽しんでしまう彼の人となりが、次のビジネスを呼ぶ。 「子供の頃は探偵かエンジニアになりたかった。レストランオーナーは探偵の様な観察眼と、エンジニアの様な構築力が必要です。レストランビジネスは献身する覚悟の大きいビジネスだけれど楽しんでいます。良いパートナーが見つかれば、日本以外の国にも出店するのもいいね」と、終始笑顔で話してくれた。 EMPIRE STEAK HOUSE E 50TH STORE 住所: 151 E 50TH ST., NEW YORK, NY 10022-7510 電話:212-582-6900 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜4:00PM DINNER 日曜日~木曜日 4:00PM〜11:00PM 金曜日・土曜日 4:00PM〜11:30PM 定休日:なし W 54TH STORE 住所: 237 W 54TH ST., NEW YORK, NY 10019-5589 電話:212-586-9700 営業時間: BREAKFAST 月曜日~金曜日 6:00AM〜11:00AM 土曜・日曜・休日7:00AM〜11:00AM LUNCH 月曜日~日曜日 11:30AM〜4:00PM DINNER 日曜日・月曜日 4:00PM〜11:00PM 火曜日~木曜日 4:00PM〜11:30PM 金曜日・土曜日 4:00PM〜12:00AM 定休日:なし http://www.empiresteakhousenyc.com E 50TH STORE

JAPANESEスタイルのBARを
アメリカで

BAR GOTO

NEW YORK, NY

1997年に渡米して以来ニューヨークを拠点に生活してきたBar Goto の後藤さん、当時アルバイトとして始めたバーテンダーであったが、本職の人達に出会うことで刺激になり、自身も本職のバーテンダーを志した。 ニューヨークのロウアーイーストサイドに位置する同店。このエリアに店を構えたのは以前働いていたPegu Club というバーから近く、また飲み屋が多く点在しているのでバーホッピングをするお客さんが多いと思ったから。ここは日々幅広い層のお客さん、20代後半から60代くらいまでと、純粋にお酒を飲んだり食べ物を楽しむ人が年齢問わず訪れる。 Bar Goto ではさまざまなカクテルが楽しめるが、ここではお酒の他にもフードメニューも同店の人気を支える要素の一つである。特にお好み焼きには、後藤さんのお母さんが千葉でお好み焼き屋をやっていたこともあり、特別な思い入れがある。5種類あるうちの「SHIZUKO SPECIAL」はお母さんが作るお好み焼きからインスピレーションを受けているという。 同店のフードメニューは日本風にしているが、ベースはアメリカのバーフードをモチーフにしている。アメリカ人の客が多いこともあり、彼らにも馴染みやすいよう、しかしジャパニーズスタイルで提供しているところが他とは違うところ。フードではお好み焼きが特に人気だが、カクテルではFar East Sideという後藤さんが以前の店で考案したものが一番人気。自身で考え出したカクテルはその後も毎年チューンアップしているということろに彼のストイックさを感じる。 「Craft cocktail &Comfort Japanese barfood」をコンセプトとした同店の、文字通りこだわりのカクテルとジャパニーズスタイルのバーフードを是非堪能してほしい。 BAR GOTO 住所: 245 ELDRIDGE ST., NEW YORK, NY 10002 電話:212-475-4411 営業時間: 火曜日~木曜日 5:00PM〜MIDNIGHT 金曜日・土曜日 5:00PM〜2:00AM 定休日:月曜日 https://www.bargoto.com

ここでしか食べられない!
もみじこだわりのメニュー

MOMIJI
JAPANESE RESTAURANT

HARRISON, NY

1982 年からニューヨーク郊外ハリソンにて長年、地元民に愛されるお店を営んできたもみじレストラン。慎二さんが、長い歴史を持つ当店を元オーナーから引き継いだのは2年前のこと。以来、自分らしいオリジナリティを加え新生もみじレストランを誕生させた。 「うちは小さいお店なので、メニューになくてもなるべくお客さんが食べたいものを作るようにしています。例えば、おにぎりやお好み焼きが急に食べたくなることってあると思うんですけど、言ってくれればなんでも作りますよ。お寿司もリクエストベースで、それぞれのお客様お好みのオリジナルロールを作っています。John Thomasという常連のお客様がいるんですが、彼のリクエストしたお寿司を名前からJTロールと名付け、サプライズでメニューに載せたこともあるんです」。 今ではマーケットやデリなどで、そこら中に溢れるお寿司。簡単に手に入る時代になったからこそ、「ここに来ないと食べられない!」にこだわる。また、豊富に取りそろえるお酒にも「ここに来ないと飲めない」にこだわり、日本酒や焼酎をベースにしたオリジナルカクテルがユニークだ。 「リピーターのお客さんが多いので、飽きられないよう新しいオリジナルメニューを常に考えています。新しい料理を創作したらお客さんに食べてもらって率直な感想を聞き、感触がよかったらメニューに加えていっています。お客さんからアイデアを頂き、一緒にメニューを作り上げていってる感じですね」。 お勧めの一品は天ぷらだ。専用の天ぷら鍋を用い、ひとつひとつ温度を見ながら揚げるため、サクッと仕上がり、こだわりの味を楽しめる。そしてこれからの季節は何といっても鍋料理。鍋もお好みでリクエストに応えてくれるという。また20年来、自家製おせち料理も数量限定で販売している。味気ない米国での元旦に、今年はもみじのおせちで彩をそえてみては。ほかほか弁当も販売中。   MOMIJI JAPANESE RESTAURANT 住所: 261 HALSTEAD AVE., HARRISON, NY 10528 電話:914-835-1078 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜2:00PM 土曜日・日曜日 12:00PM〜2:00PM DINNER 月曜日~日曜日 5:30PM〜10:00PM 定休日:火曜日 https://www.momijirestaurant-ny.com

現地の食材を活かした
新感覚の日本食を

MIFUNE

NEW YORK, NY

ニューヨークのグランドセントラル近くに店をかまえる和食レストランMIFUNE New York、そしてその地下には今年7月にオープンしたばかりのSushi AMANE がミシュランで星を獲得して、これからさらに注目が集まるレストラン。オフィス街にあることもあり、客層はビジネスマンが多く、またリピーターも多い。 同店では、吉武広樹さんをメニュープロデューサー、フランスのギー・サヴォワでも腕をふるっていたフレンチの肉料理を得意とする島野雄さんをシェフに迎えて和食とフレンチを融合させた絶品料理を提供する。また、バースペースもあり、MIFUNEオリジナルのカクテルを楽しむことができる。ここでふるまわれるカクテルはTales of the Cocktail「International Bartender of the Year 2017」を受賞した後閑信吾さんがMIFUNEのメニューに合うようプロデュースしている。 MIFUNEの3つのコースメニューは、8品コースのChef’s Tasting Menu、6 品コースのMIFUNE Tasting Menu、そして5品コースのVegetarian Tasting Menuで、季節ごとに変わるメニューが楽しめる。 同店は三船プロダクションと協力で運営していて、店の名前であるMIFUNE の由来も、俳優の三船敏郎からきている。そのため、店内のデザインは三船敏郎をイメージした豪快かつ繊細なつくりになっている。今回米国進出が初めてだったため、苦労も多かったというゼネラル・マネージャーの森嶋さん。「苦労した分、これからしっかりと皆様に喜んでいただけるお店をつくっていきます」と今後の展望を話してくれた。海外での日本食の波が来ている今、これからが勝負の年になりそうだ。 和食レストランの同店だが、料理に使う素材はできるだけ現地のものにこだわっているという。シェフ自らファーマーズマーケットに行って食材を仕入れることも。こういったこだわりがMIFUNEのおいしさの秘訣なのかもしれない。ニューヨークのものを使って、日本食を作り、そこにフレンチのテイストも少し入れることでどうなるか、常に新たな可能性に挑んでいる。 インテリア 赤海老の炙り キャビア和え 帆立の冷製カルパッチョ カブの柚味噌ソース 銀鱈の西京焼き パルメザンフォーム 燻製ラムチョップ 黒ニンニク味噌ソース フォアグラ卵かけご飯 ジェネラル・マネージャー 森嶋博之氏/シェフ 島野雄氏 外観 MIFUNE 住所: 245 EAST 44TH ST., NEW YORK, NY 10017 電話:646-581-4702 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜2:30PM DINNER 月曜日~土曜日 6:00PM〜11:30PM 定休日:日曜日 https://www.mifune-restaurant.com

純粋な和食懐石の
アーリーバード

SUZUKI

NEW YORK, NY

伝統的な懐石へのこだわり ニューヨークはマンハッタンにある、SUZUKI HOSPITALITY GROUP LLCが運営する懐石料理「鈴木」、すし「皐」、そしてバー「THREE PILLARS」。今年のミシュランで初めての星を獲得した皐では以前のSUSHIZENの鈴木シェフが腕をふるっている。 もともと「鈴木」が懐石をはじめたきっかけは、以前SUSHIZENでシェフが一ヶ月ほど不在の際に、同店のシェフである山本さんが「懐石料理を出してみたい」と言ったことであった。しかし、懐石料理を作るのは日本人でも難しく、加えて従業員のほとんどが外国人だったため初めは形にするのにとても苦労したという。そのため、最初はシェフたちが作りやすい簡単でシンプルなものから始め、段々と複雑なメニューにしている。オーナーの鈴木雄太さん曰く、そうすることでオープン当初から来てるお客さんは、料理の進化が見られ、その変化や変遷を楽しんでくれるのだという。今回は残念ながらミシュランの星を獲得とならなかった「鈴木」だが、これをバネに今後もっといいものを創っていってほしい、と鈴木さんは期待を寄せる。 「鈴木」のメニューは、Introduction to Kaiseki(75ドル)、Chef YamamotoTasting Menu(180ドル)、Seasonal Menu 〝Kannazuki〞(120ドル)、Shojin (vegan)(180ドル)、and Bespoke Menu(by appointment)がある。Introduction to Kaisekiは、懐石料理に馴染みがない人でもわかりやすいメニューになっており、Seasonal Menuは毎月季節に合わせたメニューをシェフが考案している。 また、ここではデザートを全てインハウスで作っているのも特徴。ここでは提供される練りきりも店でつくられているところに「鈴木」の料理への情熱を感じる。 さらに、毎月変わるメニューについて理解を深めるために、フロントデスク、バーテンダー、そしてサーバーなど、実際に料理を作らない従業員も含めて全員で一度料理を食べ、材料や料理名などの意味や背景について話し合う場を設けている。一度食べたものであればお客さんから質問があっても表現しやすく、感動が伝わりやすい。従業員はアメリカ人が多く、最初は不安な部分もあったという鈴木さん、しかし今は表現力豊かで勉強熱心な彼らを雇ってよかったのだという。 レストラン街をあえてロケーションに選ばず、”Discreet Location”として隠れ家的な要素を強くしたのは、たまたま近くを通りがかったから寄ってみよう、ではなく、「この店を目的として来てほしい」という思いがあったから。 「この店はまだ未完成」だという鈴木さん。「NYで生まれてNYで育った店、アメリカ生まれのJapanese food」がこの先どう進化していくのか、とても楽しみだ。 SUZUKI 住 所: N°114W 47 NEW YORK, NY 10036 電話:212-278-0010 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM ~ 2:30PM DINNER 月曜日~土曜日 5:30PM ~ 10:30PM 定休日:日曜日 https://www.suzukinyc.com SATSUKI 電話:212-278-0047 営業時間: 月曜日~土曜日 5:30PM、7:30PM、9:30PM 定休日:日曜日 https://www.suzukinyc.com/satsuki I …

全米での
フランチャイズ化を目指す

GO GO CURRY, USA

NEW YORK, NY

店が増えるということは従業員の成長があるからこそ 5年で55件、10年で555件、全米フランチャイズ化を目指す 2012年に『金沢カレー』を代表する人気チェーン店「ゴーゴーカレー」に就任した大森社長。かつては女優、テレビ局、そしてニューヨークのフード専門のフリーマガジン「CHOPSTICKS NY」のディレクターを努めたりなど、経歴は華々しい。就任後は、次々と多店舗展開を促進。今や東海岸を中心に7店舗へと拡大。今後のビジネス展開について聞いた。 大森さんが「ゴーゴーカレー」に初めて出会ったのは2003年の石川県主催のパビリオンだった。「私も石川県出身ですが、全く金沢カレーが有名だということはその時には知らなくて。そこでニューヨークに出店が決まっていることを聞いたんです。社長の宮森が、同郷出身の元ヤンキースの松井選手に憧れてお店をオープンしたというエピソードからも、とても変わった人だなって思いました(笑)」それからお互い同郷ということもあって、宮森社長とは県人会などを通じてしばらく友人関係が続き、その間にあのリーマン・ショックがやってきた。 不況に強いビジネスって面白い 「私がCHOPSTICKS NY で働き始めてから1年後でした。不況が来ると毎日食べないといけない食事にかける金額はどうしても下がってきますよね? その時、「ゴーゴーカレーは強い」と思ったんです。100年に一度のこの大不況を乗り越えたら怖いものはないなと。」ゴーゴーカレーが米国でも人気の理由は一番が味、そしてスピード、プライスと続く。不況という経済的ピンチに、美味しくて安くて気軽に食べられるという強みがここで発揮された。それから3年後、ちょうどCHOPSTICKS NY が黒字になりつつあり、システム化してきた時に宮森社長から「一緒に全米展開しませんか?」というお誘いが来た。「不況だった時もお誘いは頂いてたんですけど、自分が作ったマガジンなので思い入れもあって、途中で放り出せないということで断っていたんです。でも店舗拡大というシステムで考えたとき、初めてビジネスの芽が見えたんです」 次のステップはフランチャイズ化 現在のところ、全7店舗が直営店。「社員を48人抱えているともうファミリーという感じですね。従業員は子供たちみたいもの。パーソナルな問題を抱えても一緒に解決していきたいし守っていきたい。こうやってお店を増してもらっているのもその従業員たちの成長があるからです。成長しているんだから一スタッフのままではダメ。マネージャーになる。そのために新しい店舗を増やすという感じです」。 次のステップはフランチャイズーー5年で55件、10年で555件がこれからの目標だという。近年はフランチャイズ化を念頭に置きながら、ゆっくりきちんと人を育てながらフランチャイジーという立場になって店作りを行ってきた。「ひとつの物件を探すために現地に何ヶ月もいても効率が悪いし、地方ごとにカルチャーも全く違う。そういう面でもフランチャイズという仕組みを使って地元の人に運営してもらった方がいいわけです。」 指針としては、全米カナダに美味しいカレーを手頃に提供することによって人々の生活を豊かにし、従業員の幸せを守ること。「これだけ大きな数字を目標に掲げたからには純利益もその分上げないといけない。そうしなければ、従業員たちに豊かな生活をさせてあげられないんです」。従業員のことを考えた職場環境づくりが大切だということを強調した。 Go Go Curry USA, Inc., President & CEO 大森智子 氏 GO GO CURRY USA, INC. TIMES SQUARE 273 W. 38TH ST., NEW YORK, NY 10018 電話:212-730-5555 WASHINGTON SQUARE PARK STADIUM 231 THOMPSON ST., New York, NY 10012 電話:212-505-2555 WORLD TRADE…

旬の魚を
存分に楽しんでもらいたい

SUSHI ANN

NEW YORK, NY

江戸前の命「鮪」にこだわる! 本格江戸前寿司の老舗がニューヨークからの撤退を決め、「SUSHI ANN」に名前を変えて再出発してから14年が経つ。板長を務める上原正明さんが、当時まだウェイターだった鎌田エルさんらとともに本格江戸前寿司の味を守りながらここまでやってきた。ビジネス街のため、ランチに訪れるお客さんは、ほぼビジネスマン。しかし、その本格的な味、丁寧な接客、日本風な気遣いや雰囲気に惹かれ、家族や同僚や友人を連れた多くの人が夕食の際に訪れる。食事を気持ちよく楽しめるようにと、寿司を握るペース配分も心地よい。店名の由来でもある「安らぎ」をめて、皆が思いおもいに寿司を楽しんでいる。 SUSHI ANNのメニューには、お肉や天ぷら、麺類などは一切ない。そこには江戸前寿司にこだわり、「魚」一本で勝負していくという覚悟がある。会席や宴会のコースも、お刺身とお寿司をメインとした料理のみ。そのため、ネタを追求し、四季折々の旬の素材をお客さんに楽しんでもらうことが、同店最大のウリとなっている。「江戸前の寿司を限りなく求めたい」─── これが上原さんはじめSUSHI ANNスタッフ全員の根底にあるのだ。 美味しい魚に合う日本酒を担当するのは小林成二郎さん。「口にすっと入る飲みやすいお酒や辛口のものが人気です。群馬県の尾瀬の雪どけ「大辛口純米」や青森県の西田・田酒「特別純米」などがオススメです」。そして、江戸前寿司を掲げる寿司屋として忘れてはならないのが「鮪」。「江戸前は鮪が命です。いつでも美味しい本鮪を召しあがっていただけるよう、常に良い品を揃えていますので、ぜひ一度お試しください」と鎌田さんは締めくくった。カウンター12席を含む全96席。15席のセミプライベートルームと12席のスライドドア付き個室(要予約)を用意している。   SUSHI ANN ジェネラル・マネージャー 鎌田エル 氏(左)と板長の上原正明さん(右) SUSHI ANN 住所: 38TH E 51TH STREET, NEW YORK, NY 10022 (bet. PARK & MADISON AVE) 電話:212-755-1780 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 12:00PM ~ 2:45PM DINNER 月曜日~金曜日 6:00PM ~ 10:00PM 土曜日 5:30PM ~ 9:30PM 定休日:日曜日 http://www.sushiann.net  

伝統的な日本食文化に
再びスポットライトをあてる

TSURU TON TAN

NEW YORK, NY

米国市場で、「うどん」のパイオニアを目指して オープン3ヶ月で行列が絶えない人気店となった理由 あの日本の人気うどん専門店「つるとんたん」が遂に、マンハッタンでも有数のレストラン激戦区であるユニオンスクエアに第1号店を今夏にオープンした。米国店を経営・運営を掌るのは、「つるとんたん」の米国進出を機に2015年に設立されたダイニングイノベーション。米国・牛角の新規店舗の開拓・運営に10年以上従事してきた植松氏が同社のバイスプレジデントに就任。これまで培われた現場経験と敏腕の運営力で『うどん』という新たな日本食文化で米国市場の多店舗展開を狙う。 『うどん』というカテゴリーを米国、そして世界に広げていきたい。そうなると世界の中心はどこかと言ったら、やはりニューヨーク。ここはリスクは高いですが、成功したときの効果はどこの都市に比べても大きいんです」と1号店をニューヨークに選んだ理由をこう語る。 オープン直後から連日連夜行列が絶えないほど繁忙店となった。「おかげ様でこっちでもびっくりしています。ディナーだけで500人ぐらいの来客があった日もありました。」宣伝をしていないのにも関わらず、ここまでの盛況ぶりについて植松氏は、米系のメディアの力とブランド力の強さを理由として挙げた。 ダイニングイノベーションUSA ヴァイスプレジデント 植松ジョージ氏 キーポイントは「アジア人」と「ジャパンブランド」 「この場所はユニオン・スクエアカフェというマンハッタンを代表する格式のあるレストランでした。この後継店に日本食のヌードル専門店が入るということで、大手ローカル紙にも取り上げられて、メディアの力の強さを実感しました。それともう一つはブランド力。やはり『ジャパンブランド』というのは強い。特に日本で知ったという若い中国系や韓国系のアジア人の方がもの凄く多いんです。オープン当初は90%がアジア人、その中でも日本人は30%。そしてアメリカ人は40%ほどでした。これは牛角も同じ傾向で、このアジア人をいかにローカルの米国人に移行していけるか、これが成功のキーではないかと思います」。 守るべきところは守る姿勢 「おだしやうどんなどの基本的なところは本物を出していきたい」――つるとんたんは手打ちの讃岐うどんにおだしは京風が特徴的。京都産のかつおぶしで手打ちうどんの高品質、技術に徹底したこだわりを持つ。「讃岐うどんはコシに特徴があります。米国のお客様はこの『コシ』という食感をどう受けられるか心配だったんです。だけど、「これが本場の讃岐うどん」だと、堂々とコシを強調したら『ファーム』『アルデンテ』という表現でメディアが逆にポジティブに取ってくれて。それが評判が良かったのが意外でした」 一方、啜るのが苦手な米国人のためにうどんの長さを変えた。日本が60cmなのに対し、こちらのは45cmと短い。こうして、すべてをアメリカナイズにするのではなく、守るところはきっちり守りながら、必要な部分にローカライズを行う姿勢を取る。 お出汁は日本の味そのまま。京都産のかつおぶしを使用。同店の一番人気は全乗せデラックスうどん。次に人気は甘めの肉たっぷりのすき焼きうどん、ウニ、明太子と続く。またラーメンとは違って日本食のメニューも展開できる。同店には寿司やどんぶりなどのメニューが豊富だ。 全米多店舗展開を狙う 「ゆくゆくはフランチャイズで全米で多店舗展開していく目標があります。我々が筆頭に米国に『うどん』という文化を伝えるパイオニアを目指してやっていきます。うどんイコールつるとんたんと思ってくれたら」 今なぜうどんなのか? 「当店が注目して頂いているのは、タイミング的にもラーメンブームがあったというのが大きいです。ラーメンの次はなんだ?という時期だったので、これがラーメンが流行り出す前だったらどうなっていたかわかりません」つるとんたんのうどんは、器が大きく、彩りあるトッピングで、ジャンルの域を出た華やかさがある。メニューもカレーうどんやクリーム系のうどんなどのバリエーションも幅広い。「すでに米国人の方はラーメンは知っています。ラーメンと違って約35種類という多様なメニューがあるので、他のメニューも試したいということでまた来てくださるんです」。 また、「ワインやカクテルを飲みながらおつまみを食べた後、締めにうどんというのが、米国人のお客様の主な食べ方です。うどんにカクテルは合わないといった既成概念はないんですよね」。日本人が持つ感覚とはまた異なり、どちらかといえば、居酒屋感覚である。 「うどんとそばの違いを良く聞かれますが、うどんは麺自体に味がない分、色んなソースが合うので組み合わせが自由自在なんです。パスタと同じ感覚でメニューの広がりもあってポテンシャルが高いんです」と植松さんはこの『うどん』という既存の素朴な伝統的日本食文化の新たな可能性に大きな期待を寄せる。 地下に製麺室とテーブル席。一階はカウンターとゆったりとできるテーブル席もある。そしてロフト式の二階は14名収容のちょっとしたプライベートな空間が確保されたテーブル席があるので貸し切りでスモールパーティなどに最適だ。 TSURU TON TAN 住所: 21 E 16TH ST., NEW YORK, NY 10003 電話:212-989-1000 営業時間: LUNCH 12:00PM〜3:00PM DINNER 月曜日~木曜日 5:00PM〜10:30PM 金曜日・土曜日 5:30PM〜11:30PM 定休日:なし http://www.tsurutontan.com