鈴木/皐/スリーピラーズ
SUZIKI / SATSUKI / THREE PILLARS

ニューヨークのロックフェラーセンター駅から徒歩圏内にある。 懐石料理の鈴木、寿司の皐(さつき)、そしてバーのスリーピラーズの3店舗が隣接しており、それぞれがこだわりを持ちながらファンを増やしている。 特に皐では、オープン以来2年連続でミシュランの星を獲得しており、鈴木シェフの握る寿司を求めて多くの人が訪れる。 現在は、多くの要望に応える形で、鈴木のダイニングでもお寿司が食べられるようになった。 また、鈴木の懐石料理は季節の食材を活かした献立となっており、毎月山本シェフが時間をかけて考えたものとなる。 鈴木には14名が入れる落ち着いた雰囲気の個室が用意され、会食や接待、パーティなどでおもてなしの心を伝えるのに最適な空間となっている。 SUZIKI / SATSUKI / THREE PILLARS 住所:114 W. 47th Street, New York NY 10036 電話:212-278-0010 (SUZUKI)    212-278-0047 (SATSUKI) WEB:https://www.suzukinyc.com 定休日:日曜日 月〜金 11:30〜14:30(ランチ)/17:30 〜22:30(ディナー) 土   17:00〜22:30

ここでしか食べられない!
もみじこだわりのメニュー

MOMIJI
JAPANESE RESTAURANT

HARRISON, NY

1982 年からニューヨーク郊外ハリソンにて長年、地元民に愛されるお店を営んできたもみじレストラン。慎二さんが、長い歴史を持つ当店を元オーナーから引き継いだのは2年前のこと。以来、自分らしいオリジナリティを加え新生もみじレストランを誕生させた。 「うちは小さいお店なので、メニューになくてもなるべくお客さんが食べたいものを作るようにしています。例えば、おにぎりやお好み焼きが急に食べたくなることってあると思うんですけど、言ってくれればなんでも作りますよ。お寿司もリクエストベースで、それぞれのお客様お好みのオリジナルロールを作っています。John Thomasという常連のお客様がいるんですが、彼のリクエストしたお寿司を名前からJTロールと名付け、サプライズでメニューに載せたこともあるんです」。 今ではマーケットやデリなどで、そこら中に溢れるお寿司。簡単に手に入る時代になったからこそ、「ここに来ないと食べられない!」にこだわる。また、豊富に取りそろえるお酒にも「ここに来ないと飲めない」にこだわり、日本酒や焼酎をベースにしたオリジナルカクテルがユニークだ。 「リピーターのお客さんが多いので、飽きられないよう新しいオリジナルメニューを常に考えています。新しい料理を創作したらお客さんに食べてもらって率直な感想を聞き、感触がよかったらメニューに加えていっています。お客さんからアイデアを頂き、一緒にメニューを作り上げていってる感じですね」。 お勧めの一品は天ぷらだ。専用の天ぷら鍋を用い、ひとつひとつ温度を見ながら揚げるため、サクッと仕上がり、こだわりの味を楽しめる。そしてこれからの季節は何といっても鍋料理。鍋もお好みでリクエストに応えてくれるという。また20年来、自家製おせち料理も数量限定で販売している。味気ない米国での元旦に、今年はもみじのおせちで彩をそえてみては。ほかほか弁当も販売中。   MOMIJI JAPANESE RESTAURANT 住所: 261 HALSTEAD AVE., HARRISON, NY 10528 電話:914-835-1078 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜2:00PM 土曜日・日曜日 12:00PM〜2:00PM DINNER 月曜日~日曜日 5:30PM〜10:00PM 定休日:火曜日 https://www.momijirestaurant-ny.com

現地の食材を活かした
新感覚の日本食を

MIFUNE

NEW YORK, NY

ニューヨークのグランドセントラル近くに店をかまえる和食レストランMIFUNE New York、そしてその地下には今年7月にオープンしたばかりのSushi AMANE がミシュランで星を獲得して、これからさらに注目が集まるレストラン。オフィス街にあることもあり、客層はビジネスマンが多く、またリピーターも多い。 同店では、吉武広樹さんをメニュープロデューサー、フランスのギー・サヴォワでも腕をふるっていたフレンチの肉料理を得意とする島野雄さんをシェフに迎えて和食とフレンチを融合させた絶品料理を提供する。また、バースペースもあり、MIFUNEオリジナルのカクテルを楽しむことができる。ここでふるまわれるカクテルはTales of the Cocktail「International Bartender of the Year 2017」を受賞した後閑信吾さんがMIFUNEのメニューに合うようプロデュースしている。 MIFUNEの3つのコースメニューは、8品コースのChef’s Tasting Menu、6 品コースのMIFUNE Tasting Menu、そして5品コースのVegetarian Tasting Menuで、季節ごとに変わるメニューが楽しめる。 同店は三船プロダクションと協力で運営していて、店の名前であるMIFUNE の由来も、俳優の三船敏郎からきている。そのため、店内のデザインは三船敏郎をイメージした豪快かつ繊細なつくりになっている。今回米国進出が初めてだったため、苦労も多かったというゼネラル・マネージャーの森嶋さん。「苦労した分、これからしっかりと皆様に喜んでいただけるお店をつくっていきます」と今後の展望を話してくれた。海外での日本食の波が来ている今、これからが勝負の年になりそうだ。 和食レストランの同店だが、料理に使う素材はできるだけ現地のものにこだわっているという。シェフ自らファーマーズマーケットに行って食材を仕入れることも。こういったこだわりがMIFUNEのおいしさの秘訣なのかもしれない。ニューヨークのものを使って、日本食を作り、そこにフレンチのテイストも少し入れることでどうなるか、常に新たな可能性に挑んでいる。 インテリア 赤海老の炙り キャビア和え 帆立の冷製カルパッチョ カブの柚味噌ソース 銀鱈の西京焼き パルメザンフォーム 燻製ラムチョップ 黒ニンニク味噌ソース フォアグラ卵かけご飯 ジェネラル・マネージャー 森嶋博之氏/シェフ 島野雄氏 外観 MIFUNE 住所: 245 EAST 44TH ST., NEW YORK, NY 10017 電話:646-581-4702 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜2:30PM DINNER 月曜日~土曜日 6:00PM〜11:30PM 定休日:日曜日 https://www.mifune-restaurant.com

全米での
フランチャイズ化を目指す

GO GO CURRY, USA

NEW YORK, NY

店が増えるということは従業員の成長があるからこそ 5年で55件、10年で555件、全米フランチャイズ化を目指す 2012年に『金沢カレー』を代表する人気チェーン店「ゴーゴーカレー」に就任した大森社長。かつては女優、テレビ局、そしてニューヨークのフード専門のフリーマガジン「CHOPSTICKS NY」のディレクターを努めたりなど、経歴は華々しい。就任後は、次々と多店舗展開を促進。今や東海岸を中心に7店舗へと拡大。今後のビジネス展開について聞いた。 大森さんが「ゴーゴーカレー」に初めて出会ったのは2003年の石川県主催のパビリオンだった。「私も石川県出身ですが、全く金沢カレーが有名だということはその時には知らなくて。そこでニューヨークに出店が決まっていることを聞いたんです。社長の宮森が、同郷出身の元ヤンキースの松井選手に憧れてお店をオープンしたというエピソードからも、とても変わった人だなって思いました(笑)」それからお互い同郷ということもあって、宮森社長とは県人会などを通じてしばらく友人関係が続き、その間にあのリーマン・ショックがやってきた。 不況に強いビジネスって面白い 「私がCHOPSTICKS NY で働き始めてから1年後でした。不況が来ると毎日食べないといけない食事にかける金額はどうしても下がってきますよね? その時、「ゴーゴーカレーは強い」と思ったんです。100年に一度のこの大不況を乗り越えたら怖いものはないなと。」ゴーゴーカレーが米国でも人気の理由は一番が味、そしてスピード、プライスと続く。不況という経済的ピンチに、美味しくて安くて気軽に食べられるという強みがここで発揮された。それから3年後、ちょうどCHOPSTICKS NY が黒字になりつつあり、システム化してきた時に宮森社長から「一緒に全米展開しませんか?」というお誘いが来た。「不況だった時もお誘いは頂いてたんですけど、自分が作ったマガジンなので思い入れもあって、途中で放り出せないということで断っていたんです。でも店舗拡大というシステムで考えたとき、初めてビジネスの芽が見えたんです」 次のステップはフランチャイズ化 現在のところ、全7店舗が直営店。「社員を48人抱えているともうファミリーという感じですね。従業員は子供たちみたいもの。パーソナルな問題を抱えても一緒に解決していきたいし守っていきたい。こうやってお店を増してもらっているのもその従業員たちの成長があるからです。成長しているんだから一スタッフのままではダメ。マネージャーになる。そのために新しい店舗を増やすという感じです」。 次のステップはフランチャイズーー5年で55件、10年で555件がこれからの目標だという。近年はフランチャイズ化を念頭に置きながら、ゆっくりきちんと人を育てながらフランチャイジーという立場になって店作りを行ってきた。「ひとつの物件を探すために現地に何ヶ月もいても効率が悪いし、地方ごとにカルチャーも全く違う。そういう面でもフランチャイズという仕組みを使って地元の人に運営してもらった方がいいわけです。」 指針としては、全米カナダに美味しいカレーを手頃に提供することによって人々の生活を豊かにし、従業員の幸せを守ること。「これだけ大きな数字を目標に掲げたからには純利益もその分上げないといけない。そうしなければ、従業員たちに豊かな生活をさせてあげられないんです」。従業員のことを考えた職場環境づくりが大切だということを強調した。 Go Go Curry USA, Inc., President & CEO 大森智子 氏 GO GO CURRY USA, INC. TIMES SQUARE 273 W. 38TH ST., NEW YORK, NY 10018 電話:212-730-5555 WASHINGTON SQUARE PARK STADIUM 231 THOMPSON ST., New York, NY 10012 電話:212-505-2555 WORLD TRADE…

旬の魚を
存分に楽しんでもらいたい

SUSHI ANN

NEW YORK, NY

江戸前の命「鮪」にこだわる! 本格江戸前寿司の老舗がニューヨークからの撤退を決め、「SUSHI ANN」に名前を変えて再出発してから14年が経つ。板長を務める上原正明さんが、当時まだウェイターだった鎌田エルさんらとともに本格江戸前寿司の味を守りながらここまでやってきた。ビジネス街のため、ランチに訪れるお客さんは、ほぼビジネスマン。しかし、その本格的な味、丁寧な接客、日本風な気遣いや雰囲気に惹かれ、家族や同僚や友人を連れた多くの人が夕食の際に訪れる。食事を気持ちよく楽しめるようにと、寿司を握るペース配分も心地よい。店名の由来でもある「安らぎ」をめて、皆が思いおもいに寿司を楽しんでいる。 SUSHI ANNのメニューには、お肉や天ぷら、麺類などは一切ない。そこには江戸前寿司にこだわり、「魚」一本で勝負していくという覚悟がある。会席や宴会のコースも、お刺身とお寿司をメインとした料理のみ。そのため、ネタを追求し、四季折々の旬の素材をお客さんに楽しんでもらうことが、同店最大のウリとなっている。「江戸前の寿司を限りなく求めたい」─── これが上原さんはじめSUSHI ANNスタッフ全員の根底にあるのだ。 美味しい魚に合う日本酒を担当するのは小林成二郎さん。「口にすっと入る飲みやすいお酒や辛口のものが人気です。群馬県の尾瀬の雪どけ「大辛口純米」や青森県の西田・田酒「特別純米」などがオススメです」。そして、江戸前寿司を掲げる寿司屋として忘れてはならないのが「鮪」。「江戸前は鮪が命です。いつでも美味しい本鮪を召しあがっていただけるよう、常に良い品を揃えていますので、ぜひ一度お試しください」と鎌田さんは締めくくった。カウンター12席を含む全96席。15席のセミプライベートルームと12席のスライドドア付き個室(要予約)を用意している。   SUSHI ANN ジェネラル・マネージャー 鎌田エル 氏(左)と板長の上原正明さん(右) SUSHI ANN 住所: 38TH E 51TH STREET, NEW YORK, NY 10022 (bet. PARK & MADISON AVE) 電話:212-755-1780 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 12:00PM ~ 2:45PM DINNER 月曜日~金曜日 6:00PM ~ 10:00PM 土曜日 5:30PM ~ 9:30PM 定休日:日曜日 http://www.sushiann.net  

伝統的な日本食文化に
再びスポットライトをあてる

TSURU TON TAN

NEW YORK, NY

米国市場で、「うどん」のパイオニアを目指して オープン3ヶ月で行列が絶えない人気店となった理由 あの日本の人気うどん専門店「つるとんたん」が遂に、マンハッタンでも有数のレストラン激戦区であるユニオンスクエアに第1号店を今夏にオープンした。米国店を経営・運営を掌るのは、「つるとんたん」の米国進出を機に2015年に設立されたダイニングイノベーション。米国・牛角の新規店舗の開拓・運営に10年以上従事してきた植松氏が同社のバイスプレジデントに就任。これまで培われた現場経験と敏腕の運営力で『うどん』という新たな日本食文化で米国市場の多店舗展開を狙う。 『うどん』というカテゴリーを米国、そして世界に広げていきたい。そうなると世界の中心はどこかと言ったら、やはりニューヨーク。ここはリスクは高いですが、成功したときの効果はどこの都市に比べても大きいんです」と1号店をニューヨークに選んだ理由をこう語る。 オープン直後から連日連夜行列が絶えないほど繁忙店となった。「おかげ様でこっちでもびっくりしています。ディナーだけで500人ぐらいの来客があった日もありました。」宣伝をしていないのにも関わらず、ここまでの盛況ぶりについて植松氏は、米系のメディアの力とブランド力の強さを理由として挙げた。 ダイニングイノベーションUSA ヴァイスプレジデント 植松ジョージ氏 キーポイントは「アジア人」と「ジャパンブランド」 「この場所はユニオン・スクエアカフェというマンハッタンを代表する格式のあるレストランでした。この後継店に日本食のヌードル専門店が入るということで、大手ローカル紙にも取り上げられて、メディアの力の強さを実感しました。それともう一つはブランド力。やはり『ジャパンブランド』というのは強い。特に日本で知ったという若い中国系や韓国系のアジア人の方がもの凄く多いんです。オープン当初は90%がアジア人、その中でも日本人は30%。そしてアメリカ人は40%ほどでした。これは牛角も同じ傾向で、このアジア人をいかにローカルの米国人に移行していけるか、これが成功のキーではないかと思います」。 守るべきところは守る姿勢 「おだしやうどんなどの基本的なところは本物を出していきたい」――つるとんたんは手打ちの讃岐うどんにおだしは京風が特徴的。京都産のかつおぶしで手打ちうどんの高品質、技術に徹底したこだわりを持つ。「讃岐うどんはコシに特徴があります。米国のお客様はこの『コシ』という食感をどう受けられるか心配だったんです。だけど、「これが本場の讃岐うどん」だと、堂々とコシを強調したら『ファーム』『アルデンテ』という表現でメディアが逆にポジティブに取ってくれて。それが評判が良かったのが意外でした」 一方、啜るのが苦手な米国人のためにうどんの長さを変えた。日本が60cmなのに対し、こちらのは45cmと短い。こうして、すべてをアメリカナイズにするのではなく、守るところはきっちり守りながら、必要な部分にローカライズを行う姿勢を取る。 お出汁は日本の味そのまま。京都産のかつおぶしを使用。同店の一番人気は全乗せデラックスうどん。次に人気は甘めの肉たっぷりのすき焼きうどん、ウニ、明太子と続く。またラーメンとは違って日本食のメニューも展開できる。同店には寿司やどんぶりなどのメニューが豊富だ。 全米多店舗展開を狙う 「ゆくゆくはフランチャイズで全米で多店舗展開していく目標があります。我々が筆頭に米国に『うどん』という文化を伝えるパイオニアを目指してやっていきます。うどんイコールつるとんたんと思ってくれたら」 今なぜうどんなのか? 「当店が注目して頂いているのは、タイミング的にもラーメンブームがあったというのが大きいです。ラーメンの次はなんだ?という時期だったので、これがラーメンが流行り出す前だったらどうなっていたかわかりません」つるとんたんのうどんは、器が大きく、彩りあるトッピングで、ジャンルの域を出た華やかさがある。メニューもカレーうどんやクリーム系のうどんなどのバリエーションも幅広い。「すでに米国人の方はラーメンは知っています。ラーメンと違って約35種類という多様なメニューがあるので、他のメニューも試したいということでまた来てくださるんです」。 また、「ワインやカクテルを飲みながらおつまみを食べた後、締めにうどんというのが、米国人のお客様の主な食べ方です。うどんにカクテルは合わないといった既成概念はないんですよね」。日本人が持つ感覚とはまた異なり、どちらかといえば、居酒屋感覚である。 「うどんとそばの違いを良く聞かれますが、うどんは麺自体に味がない分、色んなソースが合うので組み合わせが自由自在なんです。パスタと同じ感覚でメニューの広がりもあってポテンシャルが高いんです」と植松さんはこの『うどん』という既存の素朴な伝統的日本食文化の新たな可能性に大きな期待を寄せる。 地下に製麺室とテーブル席。一階はカウンターとゆったりとできるテーブル席もある。そしてロフト式の二階は14名収容のちょっとしたプライベートな空間が確保されたテーブル席があるので貸し切りでスモールパーティなどに最適だ。 TSURU TON TAN 住所: 21 E 16TH ST., NEW YORK, NY 10003 電話:212-989-1000 営業時間: LUNCH 12:00PM〜3:00PM DINNER 月曜日~木曜日 5:00PM〜10:30PM 金曜日・土曜日 5:30PM〜11:30PM 定休日:なし http://www.tsurutontan.com

いきなりステーキ
NYでの成功の秘密を探る

KUNI’S CORPORATION

NEW YORK, NY

お肉の本場米国で、日本のステーキハウスが太刀打ちできるのか、立ち食いスタイルは米国人には受け入れられないのでは。様々な憶測が飛び交う中、見事これらの懸念事項をいい意味で裏切ってくれた「いきなりステーキ」のニューヨーク初進出。半年経った今なお、行列が絶えない同店の仕掛け人のひとり、槌山 隆社長にお話を伺った。 「ニューヨーク進出には最初から何の不安も感じていませんでした。弊社代表の一瀬の『これはアメリカでうける!』という強い信念から始めたことですし、普通に我々のスタイルがアメリカでも受け入れられる、という前提で準備を進めていました。おかげさまで、特に週末にかけてのディナーの時間帯はまだ行列ができますね。ただ平均の滞在時間は30分程度と短いので、そんなに長い待ち時間にはならないかと思います」。 一号店をニューヨークに決めたのは、一瀬氏の憧れからだと言う。同業他社で最初に成功したBENIHANAのロッキー青木氏が最初にお店を構えたのもニューヨークであったことも、少なからず影響を与えた。 国は違えどメニューは日本と全く同じ。同じレシピと同じサービスをここ米国でも提供する。一番の人気メニューは「リブアイステーキ」。10.6オンス(300グラム)が27ドルで食べられる。一流のお肉をこの値段で食べられるお店を、ニューヨーク内で他に見つけるのは簡単ではない。また7月20日よりハイチェアを導入し、立ち食いエリアと共存する。 「待ち時間のことも考えると、中に入ってからもずっと立ちっぱなしはしんどいと感じる方もいるかと思います。少しゆっくりできるスペースも必要かと思い導入しました。けれど中にはあえて椅子をどかして立って食べるお客さんもいますよ。食べ慣れている方だと立っている方が食事が通りやすいんでしょうね」。 来年中にはニューヨークエリアに20店舗ができる計画だ。すでに新店舗の工事もいくつか進み、その勢いは止まらない。米国では超一流レストランや、逆にダイナー系の経済的レストランは数多く見かけるが、その中間層が手薄。そこにうまく入り込んだのが同店だ。競争相手が少ないため、展開が早く商売的にも面白い。同社のもうひとつの看板レストラン「ペッパーランチ」の米国進出も視野に入れたことがあったが、いきなり一本でいく方が勝算が高いと見込み、今では同店のみの全米展開を狙う。 「アメリカにはまだまだ100万人都市がたくさんありますからね。それらにどんどん進出していきたいと思っています。私はやるべきことを10年単位で考えており、まだスタートしたばかりなので課題が山のようにありますが、ひとつずつ克服し慌てずに進んでいっています。一瀬とも話しているんですが、ニューヨークが成功したら次は全米1,000店舗達成を最終目標に掲げてるんですよ」。 行列を避けたい方、月曜~水曜のランチタイムにぜひ同店を訪れてほしい。 IKINARI STEAK EAST VILLAGE 住所: 90 E 10TH ST., NEW YORK, NY 10003 (on 10th St., bet 3 & 4 Ave.) 電話:917-388-3546 営業時間: 月曜日~日曜日 11:00AM ~ 11:00PM 定休日:なし IKINARI STEAK CHEALSEA 7 AVE 154 7TH AVE., NEW YORK, NY 10011 (bet 19th & 20th St.) 営業時間: 月曜日~日曜日 11:00AM ~…

銀座の本格江戸前を
NY五番街から発信

SUSHI GINZA ONODERA

NEW YORK, NY

高級寿司店「鮨 銀座おのでら」が、「本物の味、おもてなしを銀座から届けたい」という理念を引っ提げて、まさにマンハッタンの<銀座>ともいうべき五番街に上陸した。ここ数年、鮨以外の日本食専門店が増加していたニューヨークで、本格派の江戸前鮨店がオープンしたということで話題となっている。「すべて天然の日本直送の魚を使用した江戸前寿司です」と寿司料理長の齋藤正樹氏。昨年の秋まで香港店で鮨シェフを務め、この度のニューヨーク店のオープンにあたり、料理長として抜擢された。 おまかせは300ドル〜と、鮨店の中でも高級の部類に入る。「最高級な食材を使っていれば、美味しいのは当たり前なんです。そこにどれだけの愛情を持って手間をかけるかです」。江戸前鮨の基本に徹して、切ってそのまま出すということはせず、なかには一週間かけて寝かせたりなど仕込みに手間ひまをかける。そうすることで脂の質や身の旨味を引き出してクォリティを高める。 さらに「私たちは、食事というわずかな時間を楽しませることができるエンターテイナーでなければいけないんです」。 お客さんひとりひとりを見ながら「おまかせ」で出す鮨のネタをその場で決める。飲酒をするかしないかによって、前菜と鮨の量の比重を変えたり、連れてくる人によって、会話の内容や接客のバランスを変える。こうして、色々な角度からお客さん像を見たうえで、きめ細かい対応ができ、接客の付加価値を付ける。世界各地から来た様々な人種の客を相手に場数を踏んできた、齋藤氏の誇れる技術でもある。 ここニューヨークでしか出さないメニューはやるつもりはないという。ローカル色を持つよりも、「まだ大勢いる鮨を知らない人たちに『本物』を伝えたい」と語る。 LA店ジェネラル・マネージャーの高木氏は「『お店の外を出たらニューヨーク。お店の中に入ったら日本』という、味はもちろんのこと、本物のおもてなしを銀座から届けたい」という海外事業が掲げるコンセプトを語った。 当店を経営する株式会社LEOCは、銀座に3店舗、そしてわずか3年でハワイ(2店舗)、香港**、パリ(2店舗)、ロンドン、上海とニューヨークを含む8店舗の海外展開を果たした。 「当社は2013年に30年を迎えました。さらにこの先の30年を見据えた時、海外事業を展開していくという大きな企業理念があります。ようやく第一歩を踏み出したところです」と高木氏。9月には海外9店舗目のロサンゼルス店も開店し、その勢いは止まらない。 銀座の雰囲気をそのまま五番街で体感できるという贅沢感を楽しめて、なおかつ日本の本物の味とおもてなしで一気に五感が蘇らせてくれる。イベントや会合にぜひ利用したい「特別な」お店になりそうだ。       **香港店は現在休業中です。     鮨 銀座おのでら SUSHI GINZA ONODERA 住所: 461 5TH AVE., NEW YORK, NY 10017 電話:212-390-0925 営業時間: LUNCH 月曜日 ~ 金曜日 12:00PM ~ (Last Seating 1:30PM) DINNER 月曜日 ~ 金曜日 6:00PM ~ (Last Seating 8:30PM) 定休日:日曜日 https://onodera-group.com  

昭和の雰囲気香る
ミッドタウンの穴場

SUSHI YOU

NEW YORK, NY

新鮮な寿司を手頃な価格で食べられる穴場として昼は近隣のビジネスパーソンたちで賑わい、夜は日本人たちの隠れ家的存在になっているすし遊。おすすめメニューはおまかせの寿司と刺身、そして温かいおつまみだ。すし遊の自慢は日本から直送される新鮮な魚と60種類もある日本酒メニューだ。見知らぬ客同士がカウンターで和気あいあいと酒を酌み交わす様子は、昭和の酒場を彷彿とさせる。 ランチは20ドル、ディナーは70ドルから。     SUSHI YOU 住所: 246 E 51TH ST., NEW YORK, NY 10022 電話:212-752-2987 / 201-755-8482 営業時間: LUNCH 火曜日~金曜日 12:00PM ~ 2:00PM DINNER 月曜日~土曜日 6:00PM ~ 10:30PM 定休日:日曜日 http://www.sushiyou.com

FUTAGOがNYに初出店
A4クラス以上の和牛を堪能

FUTAGO

NEW YORK, NY

東京を中心に30店舗展開する焼肉「FUTAGO」が、ニューヨークに初出店。現在は香港、台湾、ハワイにも出店している人気店。A4クラス以上の和牛を取り扱い、独自のルートで日本から直接輸入しており、肉の質は他店に劣らない自信がある。 人気のおすすめメニューは「はみ出るカルビ」。ハーフパウンドもある肉は4つの部位を一枚で食べられる予約制限定商品(45ドル)。他にも鰹だしが特徴である盛岡風冷麺(6ドル)も人気で来店客のほとんどが注文するという。席数は70 席。ゆったりと会食ができる個室も完備。10回の来店で名前入りのゴールドトングが貰える特典がある。 人気のおすすめメニューは「はみ出るカルビ」   FUTAGO 住所: 37 W 17TH ST., NEW YORK, NY 10011 電話:212-620-0225 営業時間: 5:00PM ~ 11:00PM 定休日:なし www.yakiniku-futago.com