J-SPEC
MANHATTAN, NY

 マンハッタン・イーストビレッジに、お肉の新名所「J-SPEC」が誕生した。キーポイントの食材は「和牛」。本当に美味しい和牛を、リーズナブルな価格で楽しんでもらう、そんな店を目指している。「アメリカでの和牛の認識のされ方やその普及率を見ていると、がっかりさせられることがあります。和牛が単なる集客のネタとして扱われ、不当に高い値段で提供されているのです。私たちは、最高の和牛をリーズナブルな価格で召し上がって頂きたいのです」とJ-SPECジェネラル・マネージャーの酒井 純平さんは、その熱い想いを語る。  取り扱うのは、和牛と和州牛(アメリカ育ちの和牛)の2種類のみ。USDAプライムを提供することは基本的にはない。この2種を色々なスタイルで食べ比べてもらいたいと酒井さんは考える。「目の前の大きな鉄板で肉を焼いたり、カウンターで肉寿司にしてお出しするなど、構想は色々と持っています。でも、あまり一般的ではない部位や、知らないだけで実はとても美味しい部位も積極的にご紹介していきたい。宮崎牛を中心に、飛騨牛や尾崎牛など各種和牛もスポットで仕入れていきますので、こうした和牛の味の違いもご堪能ください」。 ※   ※  ※  ※  ※  ※  オープンしたのはコロナ禍の昨年11月。極寒の冬へと向かう中のことだった。しばらくは、テイクアウトやアウトサイドダイニングで対応する覚悟はしていたが、J-SPECをオープンしようという気持ちを後押ししたのもコロナだった。レストランが次々と閉店する中、ビルのオーナが破格のディールを提示し、このチャンスを逃さずに掴もうと一歩を踏み出した。  J-SPECジェネラル・マネージャーの酒井さんは、日本の有名焼肉チェーンUS事業の立ち上げのためにニューヨークへ渡った。焼肉事業をうまく軌道に乗せ、次のステップの場として選び、転職したのがトモエフーズだった。同社は2014年以来、アメリカ国内の飲食店へ食肉を卸すディストリビューターとして展開しているが、その過程で、和牛を知り抜くトモエフーズと、和牛の魅力を最大限に活かして提供できる酒井さん、2人のプロが組めば新しい展開へと繋がるとレストラン事業を立ち上げた。J-SPECの他にも、ミッドタウンに「Marezzata」をオープン、そしてもう一店舗についてもすでに契約済みと、着々とプランが進められている。 ※   ※  ※  ※  ※  ※  「アメリカ人に知っている部位をあげて下さいと聞くと、リブアイ、ストリップロイン、テンダーロイン、フィレノと、その次が続きません。一頭の和牛から取れるサーロイン、ヒレの量は限られ、そこだけを取ってしまうと残りの余った部位はミンチ肉となってしまうことが多いのです。でも、余っている=美味しくないではなく、ミスジ、ザブトン、シンタマ、イチボなど、その特徴や調理法をしっかり学ぶことで、とても美味しい希少部位がたくさんあるのです」。  レストランオーナーやシェフは、使い方の分からない部位など仕入れたくはない。高価なイメージのある和牛であればなおさら。そして、レストランに知識がなければ、当然顧客にもその魅力が伝わるはずもない。こうした希少部位を美味しく食べる切り方や、調理法をアドバイスする、和牛の教育「コンサルテーション事業」も、和牛を扱うプロとしては避けられないと酒井さんは言う。トモエフーズでは、各レストランにアドバイスをしながら、フロリダ州マイアミとニューヨークのハンツポイントの加工場で仕入れた食肉を、それぞれのレストランが扱いやすいように加工して納品する体制も整えていく。  「他の有名ステーキハウスと比べ、J-SPECでは3分の1以下の価格で和牛をご提供できます。日本人でも和牛を食べる機会はそれほど多くないと思いますが、皆さんに和牛と和州牛の違いを知識としてだけでなく、食べ比べをしながら感じて頂きたい。そして、どこかで和牛を買ってきたお客様が肉塊片手に美味しい焼き方を聞きに気軽に立ち寄ってくれるような、そんな地域に根差したフレンドリーなダイニングでありたい。常連客がカウンターで、毎日のように和牛への熱い議論を交わしてる───そんな風景を思い描いています」。 J-SPEC $$$$ Address:239 East 5th Street, New York NY 10003 TEL:212-287-0107 WEB:https://www.jspec-ny.com/ Mon   Closed Tues-Sun 12:00〜15:30(Lunch)/17:00 〜21:00(Dinner) 《企業概況ニュース》2021年 03月号掲載

TWO TEN JACK
IZAKAYA + RAMEN HOUSE
EAST NASHVILLE, TN
CHATTANOOGA, TN

Two Ten Jackはジャパニーズスタイルのパブをイメージした日本食居酒屋。都会的でオシャレな作りの店内は、地域の人々の交流の場となっている。 同店ではラーメン、焼き鳥、寿司や居酒屋メニューなどがあり、他にもクラフトビール、ワイン、手作りカクテル、日本酒、焼酎など様々なお酒も楽しめる。月曜日から木曜日の4:00PM~6:00PMまではハッピーアワーがある。 ナッシュビルとチャタヌーガの2店舗。 Two Ten Jack is a modern izakaya that emulates atmosphere of a Japanese-style pub. The urban and glamorous interior of the shop attracts local to come and interact with one another. The restaurant offers ramen, yakitori, sushi and other izakaya menus; as well as a variety of liquor drinks such…

CHAPLIN’S
WASHINGTON, DC

1930年代のハリウッド黄金期をイメージした店内で、壁に映し出される白黒無声映画を眺めながらカクテルと熱々のラーメンを。 東京で30年近くラーメン修行をしたパートナー・シェフMyo Htunのラーメンは、本格的な日本の味。お店の名前を冠したラーメン”Chaplin”は豚骨ラーメンに黒ゴマの香りを加えた逸品である。エイドリアン・ウィリアムズ、アリ・ワイルダー、マイカ・ワイルダーが共同オーナーを務め、カリスマバーテンダーとしても知られるワイルダー兄弟の作り出す革新的なカクテルは、ラーメンに華を添える。グループでシェアしやすいプレートメニューも豊富で、パーティーべニューとしても利用しやすい。 エンターテイニングで煌びやかなあの時代にタイムスリップしたような、お洒落なお店。 Chaplin’s is a restaurant that emulates the 1930’s Golden Age of Hollywood. Here, you’ll be eating hot ramens and drinking cocktails with black-and-white silent movie playing in the background. Trained as a ramen chef in Tokyo for close to 30 years, the partner chef Myo Hyun’s ramen truly offers an authentic…

ZEPPELIN DC
WASHINGTON, DC

レトロとコンテンポラリーが融合した店内で本格的な江戸前すし、炭とタレにこだわった炭火焼き鳥、カリスマ・バーテンダーのカクテルが楽しめる。 ワシントンD.C.のレストラン界でその名を馳せるレストランオーナー、エイドリアン・ウィリアムズ、アリ・ワイルダー、マイカ・ワイルダーが手掛けるレストランとして、2019年2月にオープン。DCで江戸前すし店を数店舗展開し、「Ogawaスタイル」を確立している「鮨小川」の本格江戸前すしと、カリスマ・バーテンダーでもあるワイルダー兄弟のカクテルを求める人々で賑わっている。 同店シェフの横手さんが試行錯誤の末に考案した、カクテルに合う居酒屋メニューから、3種類ある大阪風お好み焼き、牛のタタキ、鶏モモ肉を使ったオリジナルレシピのつくねが人気メニュー。店内にはカラオケがあり、予算に合わせたパーティーメニューにも対応してくれる。 Here you can enjoy authentic Edomae sushi, sauce-basted Yakitori skewered chicken grilled with charcoal and cocktails made by charismatic bartender in this restaurant that fuses vintage and contemporary elements. Zeppelin DC was opened by DC’s renowned restaurant owners and cocktail gurus Adrian Williams, Ari Wilder and Micah Wilder in February 2019. While…

NYステーキの王様
エンパイアステーキハウスは
こうして生まれた!

EMPIRE STEAK HOUSE

NEW YORK, NY

マンハッタンに2店舗、10月には六本木に初の海外出店として日本人からも注目度の高い、エンパイアステーキハウス。六本木店オープンに伴う東京滞在から帰国したばかりのNY店オーナー、ジャック・シナナジ氏にお話を伺った。 「日本の人たちは一口ずつ吟味して食べてくれ、それはニューヨーカーとの違いで嬉しいですね。年配者を思いやる日本の文化は、母国を思い出します」。と、日本の印象を話すジャックさん。旧ユーゴスラビア、モンテネグロからニューヨークに渡ってすぐレストランの世界に飛び込んだ。「共産主義国の母国では農家で育ち、食べ物や着る物には困らなかったけれど、贅沢はできなかったです」。ジャックさんがニューヨークに渡ったのは19歳の時だった。渡米資金の借金返済と、毎日の生活費の為に皿洗いとして働いていたが、ある日バーテンダーの欠員をジャックさんが補填する事になった。「右も左も分からなかったけれど、今まで一週間で稼いでいたお金を一夜で稼げるポジョン。稼いだお金は全部女の子につぎ込んじゃったよ!」と冗談混じりにレストランビジネスに入ったきっかけと、魅力を語る。 「レストランで大切なのは料理や調理法もだけれど、私はサービスやホスピタリティだと思います。そして謙虚であること」。様々な人が訪れ、様々な要求をされる。「ラストオーダー後に来店して、どうしても食事がしたいという要望に応える時もあれば、バンケットで寿司を食べたいと言われ、それに応えたこともある。自分は一歩下がってお客さんを立てる。お客さんに喜んでもらうことが全てです」。時にはジャックさん自らお客様の車を駐車しに行くことも。「高級車のテストドライブだと思えば楽しいよね!」と何でも楽しんでしまう彼の人となりが、次のビジネスを呼ぶ。 「子供の頃は探偵かエンジニアになりたかった。レストランオーナーは探偵の様な観察眼と、エンジニアの様な構築力が必要です。レストランビジネスは献身する覚悟の大きいビジネスだけれど楽しんでいます。良いパートナーが見つかれば、日本以外の国にも出店するのもいいね」と、終始笑顔で話してくれた。 EMPIRE STEAK HOUSE E 50TH STORE 住所: 151 E 50TH ST., NEW YORK, NY 10022-7510 電話:212-582-6900 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM〜4:00PM DINNER 日曜日~木曜日 4:00PM〜11:00PM 金曜日・土曜日 4:00PM〜11:30PM 定休日:なし W 54TH STORE 住所: 237 W 54TH ST., NEW YORK, NY 10019-5589 電話:212-586-9700 営業時間: BREAKFAST 月曜日~金曜日 6:00AM〜11:00AM 土曜・日曜・休日7:00AM〜11:00AM LUNCH 月曜日~日曜日 11:30AM〜4:00PM DINNER 日曜日・月曜日 4:00PM〜11:00PM 火曜日~木曜日 4:00PM〜11:30PM 金曜日・土曜日 4:00PM〜12:00AM 定休日:なし http://www.empiresteakhousenyc.com E 50TH STORE

JAPANESEスタイルのBARを
アメリカで

BAR GOTO

NEW YORK, NY

1997年に渡米して以来ニューヨークを拠点に生活してきたBar Goto の後藤さん、当時アルバイトとして始めたバーテンダーであったが、本職の人達に出会うことで刺激になり、自身も本職のバーテンダーを志した。 ニューヨークのロウアーイーストサイドに位置する同店。このエリアに店を構えたのは以前働いていたPegu Club というバーから近く、また飲み屋が多く点在しているのでバーホッピングをするお客さんが多いと思ったから。ここは日々幅広い層のお客さん、20代後半から60代くらいまでと、純粋にお酒を飲んだり食べ物を楽しむ人が年齢問わず訪れる。 Bar Goto ではさまざまなカクテルが楽しめるが、ここではお酒の他にもフードメニューも同店の人気を支える要素の一つである。特にお好み焼きには、後藤さんのお母さんが千葉でお好み焼き屋をやっていたこともあり、特別な思い入れがある。5種類あるうちの「SHIZUKO SPECIAL」はお母さんが作るお好み焼きからインスピレーションを受けているという。 同店のフードメニューは日本風にしているが、ベースはアメリカのバーフードをモチーフにしている。アメリカ人の客が多いこともあり、彼らにも馴染みやすいよう、しかしジャパニーズスタイルで提供しているところが他とは違うところ。フードではお好み焼きが特に人気だが、カクテルではFar East Sideという後藤さんが以前の店で考案したものが一番人気。自身で考え出したカクテルはその後も毎年チューンアップしているということろに彼のストイックさを感じる。 「Craft cocktail &Comfort Japanese barfood」をコンセプトとした同店の、文字通りこだわりのカクテルとジャパニーズスタイルのバーフードを是非堪能してほしい。 BAR GOTO 住所: 245 ELDRIDGE ST., NEW YORK, NY 10002 電話:212-475-4411 営業時間: 火曜日~木曜日 5:00PM〜MIDNIGHT 金曜日・土曜日 5:00PM〜2:00AM 定休日:月曜日 https://www.bargoto.com

純粋な和食懐石の
アーリーバード

SUZUKI

NEW YORK, NY

伝統的な懐石へのこだわり ニューヨークはマンハッタンにある、SUZUKI HOSPITALITY GROUP LLCが運営する懐石料理「鈴木」、すし「皐」、そしてバー「THREE PILLARS」。今年のミシュランで初めての星を獲得した皐では以前のSUSHIZENの鈴木シェフが腕をふるっている。 もともと「鈴木」が懐石をはじめたきっかけは、以前SUSHIZENでシェフが一ヶ月ほど不在の際に、同店のシェフである山本さんが「懐石料理を出してみたい」と言ったことであった。しかし、懐石料理を作るのは日本人でも難しく、加えて従業員のほとんどが外国人だったため初めは形にするのにとても苦労したという。そのため、最初はシェフたちが作りやすい簡単でシンプルなものから始め、段々と複雑なメニューにしている。オーナーの鈴木雄太さん曰く、そうすることでオープン当初から来てるお客さんは、料理の進化が見られ、その変化や変遷を楽しんでくれるのだという。今回は残念ながらミシュランの星を獲得とならなかった「鈴木」だが、これをバネに今後もっといいものを創っていってほしい、と鈴木さんは期待を寄せる。 「鈴木」のメニューは、Introduction to Kaiseki(75ドル)、Chef YamamotoTasting Menu(180ドル)、Seasonal Menu 〝Kannazuki〞(120ドル)、Shojin (vegan)(180ドル)、and Bespoke Menu(by appointment)がある。Introduction to Kaisekiは、懐石料理に馴染みがない人でもわかりやすいメニューになっており、Seasonal Menuは毎月季節に合わせたメニューをシェフが考案している。 また、ここではデザートを全てインハウスで作っているのも特徴。ここでは提供される練りきりも店でつくられているところに「鈴木」の料理への情熱を感じる。 さらに、毎月変わるメニューについて理解を深めるために、フロントデスク、バーテンダー、そしてサーバーなど、実際に料理を作らない従業員も含めて全員で一度料理を食べ、材料や料理名などの意味や背景について話し合う場を設けている。一度食べたものであればお客さんから質問があっても表現しやすく、感動が伝わりやすい。従業員はアメリカ人が多く、最初は不安な部分もあったという鈴木さん、しかし今は表現力豊かで勉強熱心な彼らを雇ってよかったのだという。 レストラン街をあえてロケーションに選ばず、”Discreet Location”として隠れ家的な要素を強くしたのは、たまたま近くを通りがかったから寄ってみよう、ではなく、「この店を目的として来てほしい」という思いがあったから。 「この店はまだ未完成」だという鈴木さん。「NYで生まれてNYで育った店、アメリカ生まれのJapanese food」がこの先どう進化していくのか、とても楽しみだ。 SUZUKI 住 所: N°114W 47 NEW YORK, NY 10036 電話:212-278-0010 営業時間: LUNCH 月曜日~金曜日 11:30AM ~ 2:30PM DINNER 月曜日~土曜日 5:30PM ~ 10:30PM 定休日:日曜日 https://www.suzukinyc.com SATSUKI 電話:212-278-0047 営業時間: 月曜日~土曜日 5:30PM、7:30PM、9:30PM 定休日:日曜日 https://www.suzukinyc.com/satsuki I …

ブルーリボン系
日本スタイルの居酒屋

BLUE RIBBON
SUSHI IZAKAYA

NEW YORK, NY

2nd Avenue駅から徒歩約5分。ニューヨーク やラスベガスに店舗を構えるブルーリボン系列のレストランで、日本スタイルの居酒屋。専門の寿司シェフが寿司を握り、新鮮な刺身や寿司を提供する。毎日朝7時よりオープンし、朝食メニューには、パンケーキセット(18ドル)や、フレッシュフルーツとベリーの盛合せ(11ドル)のほか、オムレツやトーストなど洋風な朝食が揃う。ランチにはBENTO BOXセット(24ドル/チキン照り焼き、野菜天ぷら、ロール寿司、胡麻和え、みそ汁)などもあり。 BLUE RIBBON SUSHI IZAKAYA 住所: 187 ORCHARD ST., NEW YORK, NY 10002 電話:212-466-0404 営業時間: BREAKFAST 月曜日~金曜日 7:00AM ~ 12:00PM 土曜日・日曜日 7:00AM ~ 3:00PM LUNCH & DINNER 月曜日~土曜日 12:00PM ~ 2:00AM 日曜日 12:00PM ~ MIDNIGHT 定休日:なし http://www.blueribbonrestaurants.com

NYでトップ3の隠れ家BARで
ハイボールを味わう

THE BAR DOWNSTAIRS

NEW YORK, NY

数あるニューヨークのBARで人気トップ3に入るとも言われる「THE BAR DOWNSTAIRS」。5番街41丁目にあるホテルAndaz 5th Avenue地下に佇むこの隠れ家的BARで、8月7日~12日の1週間に わたり「ウィスキー・ウィーク」が開催された。禁酒法時代の雰囲気を醸し出す独特の空間で、仕事帰りの一杯を求めるビジネスマンたちが日本風のハイボールで乾いた喉を潤した。目玉は「ハイボール」と「お好み焼き」。サントリーのウィスキー「季(とき)」をスパークリングウォーターでバランスよく割り、お洒落なカクテル風ハイボールに仕上げた。飲みやすく見た目も涼しい仕上がりで、定番人気メニューのシシトウにもよく合う。他にも、山崎12年ものや響(ひびき)を使ったカクテルも用意し、ジャパニーズ・ウィスキーの存在感をアピールした。もう一つの主役「お好み焼き」は、今回のイベント仕掛人である野渡さんが「THE BAR DOWNSTAIRS」のシェフ、オルマンドさんに伝授した本格的なもの。       「1ヶ月近く毎日焼き続け、ようやく満足いくものに仕上がりました。こんなに美味しいジャパニーズ・パンケーキなのですから、できるだけ多くの人に知っていただきたい」とオルマンドさんはにっこり笑う。「次回はジョッキを使ったハイボールを出したいです、その方がより雰囲気が出ますから。ジョッキは持ち帰り自由にするというアイデアも面白いですね。まずはアメリカ人に日本的なハイボールの美味しさを知ってもらうこと。今後もこうした催しをしていく予定です。日本酒や抹茶のカクテルも試したいと思っています。このスピークイージーな空間に、ぜひ美味しいお酒を飲みにきてください」と野渡さんは締めくくった。2016年に米国現地法人を通じてホテル「Andaz 5th Avenue」を取得した竹中工務店。今回の取得により、同社の海外不動産物件所有数は6件となる。           THE BAR DOWNSTAIRS at Andaz 5th Avenue Hotel 住所: 485 5TH AVE., NEW YORK, NY 10018 (@ 41st Street) 電話:617-608-3630 営業時間: 月曜日~土曜日 5:00PM ~ 0:00AM 定休日:日曜日 https://newyork5thavenue.andaz.hyatt.com/en/hotel/dining/thebardownstairs.html

いきなりステーキ
NYでの成功の秘密を探る

KUNI’S CORPORATION

NEW YORK, NY

お肉の本場米国で、日本のステーキハウスが太刀打ちできるのか、立ち食いスタイルは米国人には受け入れられないのでは。様々な憶測が飛び交う中、見事これらの懸念事項をいい意味で裏切ってくれた「いきなりステーキ」のニューヨーク初進出。半年経った今なお、行列が絶えない同店の仕掛け人のひとり、槌山 隆社長にお話を伺った。 「ニューヨーク進出には最初から何の不安も感じていませんでした。弊社代表の一瀬の『これはアメリカでうける!』という強い信念から始めたことですし、普通に我々のスタイルがアメリカでも受け入れられる、という前提で準備を進めていました。おかげさまで、特に週末にかけてのディナーの時間帯はまだ行列ができますね。ただ平均の滞在時間は30分程度と短いので、そんなに長い待ち時間にはならないかと思います」。 一号店をニューヨークに決めたのは、一瀬氏の憧れからだと言う。同業他社で最初に成功したBENIHANAのロッキー青木氏が最初にお店を構えたのもニューヨークであったことも、少なからず影響を与えた。 国は違えどメニューは日本と全く同じ。同じレシピと同じサービスをここ米国でも提供する。一番の人気メニューは「リブアイステーキ」。10.6オンス(300グラム)が27ドルで食べられる。一流のお肉をこの値段で食べられるお店を、ニューヨーク内で他に見つけるのは簡単ではない。また7月20日よりハイチェアを導入し、立ち食いエリアと共存する。 「待ち時間のことも考えると、中に入ってからもずっと立ちっぱなしはしんどいと感じる方もいるかと思います。少しゆっくりできるスペースも必要かと思い導入しました。けれど中にはあえて椅子をどかして立って食べるお客さんもいますよ。食べ慣れている方だと立っている方が食事が通りやすいんでしょうね」。 来年中にはニューヨークエリアに20店舗ができる計画だ。すでに新店舗の工事もいくつか進み、その勢いは止まらない。米国では超一流レストランや、逆にダイナー系の経済的レストランは数多く見かけるが、その中間層が手薄。そこにうまく入り込んだのが同店だ。競争相手が少ないため、展開が早く商売的にも面白い。同社のもうひとつの看板レストラン「ペッパーランチ」の米国進出も視野に入れたことがあったが、いきなり一本でいく方が勝算が高いと見込み、今では同店のみの全米展開を狙う。 「アメリカにはまだまだ100万人都市がたくさんありますからね。それらにどんどん進出していきたいと思っています。私はやるべきことを10年単位で考えており、まだスタートしたばかりなので課題が山のようにありますが、ひとつずつ克服し慌てずに進んでいっています。一瀬とも話しているんですが、ニューヨークが成功したら次は全米1,000店舗達成を最終目標に掲げてるんですよ」。 行列を避けたい方、月曜~水曜のランチタイムにぜひ同店を訪れてほしい。 IKINARI STEAK EAST VILLAGE 住所: 90 E 10TH ST., NEW YORK, NY 10003 (on 10th St., bet 3 & 4 Ave.) 電話:917-388-3546 営業時間: 月曜日~日曜日 11:00AM ~ 11:00PM 定休日:なし IKINARI STEAK CHEALSEA 7 AVE 154 7TH AVE., NEW YORK, NY 10011 (bet 19th & 20th St.) 営業時間: 月曜日~日曜日 11:00AM ~…

ダラスに
蕎麦文化を広めた先駆者

TEI-AN

DALLAS, TX

  本格的そばがおいしいと評判の貞庵。ダラスで手打ち蕎麦文化を広めた先駆け的存在として知られている。お薦めは、せいろ蕎麦、梅おろし蕎麦や天ぷら蕎麦など各種あるが、もちろんその他メインとなる定番の日本食、お酒のつまみにぴったりな一品料理のメニューも幅広く用意している。特に、日本人好みの揚がり具合の天ぷらが美味しいと評判になっている。ルーフトップのラウンジではダラスの夜景が望め、スタイリッシュな一時を楽しみたい時にはもってこいのお店。     TEI-AN 住所: 1722 ROUTH ST., ONE ARTS PLAZA STE 110 DALLAS, TX 75201 電話: 214-220-2828 営業時間: LUNCH 火曜日~金曜日 11:30AM – 2:00PM DINNER 火曜日~木曜日 6:00PM – 10:30PM 金曜日・土曜日 5:30PM – 10:30PM 定休日:日曜日・月曜日 www.tei-an.com  

北海道のチョコレート工場から
米国に届けたい

ROYCE’ CONFECT USA

NEW YORK, NY

北海道産のチョコレート「ROYCE’」がニューヨークに初進出したのが2012年。場所は、高級ブランドが並ぶミッドタウンのマディソンアベニュー。 日本の北海道で作られた『ハイクォリティ』のチョコレートは、2001年シンガポールを皮切りに海外展開を進め、世界の最高級なモノが集まるこのニューヨークについに進出した。4年が経ち、現在はその他、ニュージャージと5店舗目がつい先日ラスベガスにオープン。今後も、ボストン、シカゴなど都市部を中心にさらに店舗拡大を視野に入れている。 「チョコレートといったらベルギーなどヨーロッパのブランドが有名なので、アメリカ人にとって、メイドインジャパンのチョコレートと聞いても、イメージが結びつかない。でも、美味しさや価値の高いハイエンドな魅力は、一度、ROYCE’ のチョコレートを口にしたら、すぐに納得して頂いています」と同社マネージングディレクターのケン・ロマニシュンさんは言う。 ROYCE’ は1983年に北海道で創業。1999年に開設したふと美工場で製造されたチョコレートは、衛生管理、そして安心した製品づくりを心がけている。そのクォ商品は直接北海道から送り届けている。 「従業員のユニフォームからあらゆる設備までの衛生管理は素晴らしいです。まるでコンピューターのマイクロチップの製造工場に匹敵するほど。アメリカに住む方にROYCE’ の工場ツアーに招待して、どれだけの繊細な配慮や手間をかけて製品が作られるかをぜひ見て頂きたいくらいです」。 ROYCE’ のチョコレートの特徴は素材へのこだわり。世界中から厳選したカカオや洋酒、ナッツなどを各チョコレートの個性に応じて使い分けている。 主要商品の生チョコレートには、酪農で名高い北海道の生クリームをふんだんに使い、なめらかな口どけをかなえている。人気商品は、やはり今米国で話題の「MACCHA」味のすべての商品だという。米国では甘さを抑えられた抹茶味のチョコレートが、特に好まれている。 「アメリカ人は甘いチョコレートが好きというイメージがありますが、人によって甘くないチョコレートを好む人も多いんです。アメリカのあらゆる層の人に向けて、ROYCE’のチョコレートの素晴らしさを伝えていきたいです。」と語った。   ROYCE’ CONFECT USA 住所: 509 MADISON AVE., NEW YORK, NY 10022 電話:646-590-0650 営業時間: 月曜日~金曜日 9:30AM ~ 7:30PM 土曜日・日曜日 10:30PM ~ 7:00PM 定休日:なし www.royceconfectusa.com